テスラ モデル3 乗車レポート

T-shareというカーシェアリングサービスでテスラモデル3に乗れることを最近知り、26日に早速乗ってみました。

T-shareは、九州電力が運営しており、東京都大田区と小平市に計3つのステーションでモデル3を貸し出しています。テスラ車は昔からちょっぴり気になっていました。

モデル3はモデルSと比べて一回り小さいです。また、PMSMやSiC適用インバータの採用などパワートレインの仕様も大きく変わっています(なお4WD車の前輪駆動用モーターではIMを使用)。

 

乗車

真ん中には大きなタッチパネル
車の操作方法は非常に独特で、乗った時は分からなくてすぐに出発できず、かなり焦った。ミラーの開閉などの多くの操作をタッチパネル上で行うことや、ドアの操作方法の違いなどから、慣れないと非常に使いにくいなと感じた。

ただ、インターフェースは先進的な印象だ。中でも特に、周囲の車両や歩行者などを検知し、それをタッチパネルにアイコン表示する機能。車両のボディスタイルを見分けている他、道路上のラインやマークも表示しているので凄いと感じた。

ちなみに屋根にはサンルーフが付いていた。

走行音だが、非常に静かだった。そのためこのモデル3に乗っていて物足りなさを感じ、駐停車している間に通りかかってくるトヨタ車がうらやましく感じてしまった。ちなみにインバータのキャリア周波数は10kHzと非常に高く、聞こえてこない。

モーター音(トランク底面上で収音)

 

その他

テスラでは、乗用車の他にもセミ(Semi)という大型電気トラックも登場している。もしこの調子で電気バスが開発されれば、どういう感じなのか興味津々に見てみたい。

トヨタMIRAI(初代) 乗車レポート

22日にオリックスカーシェアで燃料電池自動車MIRAIに乗りました。

6日にもMIRAIを利用しましたが、近くの水素ステーションが定休日(日曜日)で水素を充てんできなかったため、諦めて約2000円がパーになったという悲しい思い出があります(笑)。

現在、オリックスカーシェアではMIRAIキャンペーンをやっており、他のデラックスクラスの車両と比べて費用が安くなっています。

 

【外観】

フロント
リア
比較的大き目のセダンとなっています。初代ではトヨタ車らしい外観でしたが、新型ではレクサスのような感じになっています。個人的には初代の方が味気があって好きです。
FCシステムの発電後の排水は車体後部の排水口から出ます。そのため道路には放尿のような跡が残ります。停車時も、H2Oボタンを押せば任意で排水させることができます。
MIRAIの放尿シーン(笑)

【車内】
車内は革張りで、高級車のような感。座席位置の移動やリクライニングなどもレバーではなくボタンで操作します。
インパネ中央下のインターフェースはボタンではなくタッチ式、シフトレバーはプリウス方式です。

【走行音】
非同期音は3段階(2.5kHz/3.75kHz?/5kHz)となっています。モーターは4JM型で、レクサス先代RXやFCバス、SORAでも用いられています。ただし、FCバスとSORAでは減速比が大きく異なる分回転数が非常に高いため、音の印象が違います。
窓を開けると、音が良く聞こえました。さすがJM系列のモーターだけありますね。窓を閉めると非同期音は見事にシャットアウトされますが、唸り音はまあまあ聞こえてきます。
エンジン駆動しないぶん、トヨタのモーター音をより楽しめるのが良いですね。ただ、スピード出さないとなかなか同期モードに移行しません…!
モーター音(エンジンルーム内で収音)

【モハラジオ収録】
最初はとてもワクワクしていたMIRAIのモハラジオ収録ですが、その結果にとてもガッカリ。エンジンルームで線間波形を拾える場所が見つからず、線間波形が拾える車内で収録することになりました(しかし拾い具合はよろしくない)。トヨタ車だからうまくいくと信じていたのでとてもショックでした。
また、市街地走行では1パルスに達することができず、同期領域に到達するのもやっとでした。
モハラジオ収録音声

EVバス(FCバスも含む)の走行音について個人的な見解

トヨタ SORA(製造はJ-BUS)
 
乗用車のEVは静かすぎるため、退屈することもあるが、EVバス(特に大型)はカッコイイ駆動音が車内に響くものが多いため、とても魅力的に感じます。おそらくトラックもそうなるでしょう。

個人的にはBYD製とかが特に好きです。是非ともBYDのバスに乗ってみたいですが、東京近郊で路線バスとして運行しているところがないのがとても残念です(みんな地方)。

EVバスの中には、まんま電車のような音がするものまであります(アルストムAptis、ソラリスUrbino 12 Electricの一部、華徳RACE150の前期型など)。日本にもそんなバスを走らせて欲しいですね!

個人的に気に入ったEVバス/FCバス/ハイブリッドバスの走行音リスト↓

作業用BGM(電気バス走行音) - YouTube

ホンダ フリードハイブリッド乗車録

21日にオリックスカーシェアでフリードハイブリッドに乗りました。

シェアカーでミニバンに乗るのは初めてです。車内はちょうどいい広さで、窮屈感を感じさせません。中扉のプラグドアは手動で動かすことはできず、ノブを1回引いたら自動で動きます。また、インパネ部分に木目調のアクセントがあるのもいいですね。

ハイブリッドシステムはパラレル式のi-DCDです。i-DCD車に乗ったのは9月のヴェゼルの時以来です。

走行音ですが、モーター音はパワーの割には唸っていました。メカニカルな音色でしたが、響き方で何故か癒されました^^;) ただ、非同期音に関しては、駆動電圧が低く、インバータのキャリア周波数が非常に高いため、ほとんど聞こえず静かです。

ブレーキはハイブリッドなくせにブレーキシューの鳴き音がうるさかったです。

 

【i-DCDについて】

i-DCDは、エンジン主役のホンダのパラレルハイブリッドシステムです。変速機にはデュアルクラッチトランスミッション(DCT)を用いており、モーターはDCTユニットに内蔵されています。モーター側も変速します。

モハラジオで収録して解析したところ、インバータのキャリア周波数は出だしが5kHz、その後は10kHzでスペクトラム拡散ありとなっています。ちなみに初期型i-DCDではスペクトラム拡散はありません。

ブログ名を変更しました。

先日、新ブログの開設を行いましたが、運用効率の面で当ブログをメインブログ化する方が良いと判断したため、新ブログを閉鎖し、当ブログを「DER Transport Blog」に改称しました。

今後は、モハラジオ収録以外にもさまざまな投稿をしていきます。宜しくお願い致します。

乗用車の収録について

HEV、EVの乗用車をモハラジオで収録することは、長年の夢でした。9月にカーシェアリングというサービスを知り、様々な車種の収録にチャレンジしています。

 

カーシェアリングについて

カーシェアリングはレンタカーよりも短時間での利用ができ、その分費用を安くできるため、チョイ乗りに適しています。なお、バスやトラック(軽トラ除く)などはありませんが、収録目的で車に乗る自分にとっては、とてもありがたいサービスです。

シェアカーが配置されている場所はステーションと呼ばれ、主に一般駐車場などに設置されています。

また、エニカなどのように、個人間で車の貸し借りを行うサービスもあります。

自分は現在、トヨタシェア(トヨタ)、エブリゴー(ホンダ)、オリックスカーシェア、カレコの4社のサービスに入っています。


乗用車のモハラジオ収録

車両の構造



プリウスのエンジンルーム
乗用車は電車やバスとは違い狭いスペースに様々な機器が収められているため、他機器の雑音はなかなか避けられません。また、電動機、発電機を個別に搭載したハイブリッドカー(THS2やi-MMDなど)の場合、発電特有の音も入ります。

例えば、ボンネット内にPCU(インバータなどの制御装置)やモーターが設置されている場合、ボンネットのPCU付近(モーター出力端子付近だとよく拾えます)あるいはモーター付近で収音することとなります。一方、リアモーター車種では、車内orトランクで収音します。

音の拾い具合は車種に左右されます。

モーター、PCUの搭載位置の例

車種により構造が異なってくるので、事前にエンジンルームやパワートレインの構造を調べておいたり、ボンネットを開けて位置を把握(フロントモーター車のみ)したりすると良いと思います。

 

今後収録する車種について

トヨタやホンダのいくつかの車種の他、ジャガーI-PACEも収録します。
ホンダeは三鷹以外はなかなか空いてくれないので冬休みにやろうかなと思っています。また、トヨタRAV4HVはプリウス等と同じく4世代目のTHS2を搭載しているので、音の拾いにくさを心配していますが、とりあえず録音してみたさがあります。

最近は、収録対象の電車が残りわずかになってきたので、バスや乗用車の収録がメインになっています(本当はトラックも収録したい)。なお、乗用車に関しては運転者である父親の都合の問題もありますので、夜は行えませんけどね…;

2020年8月11日収録記

 今回は、ちぃばすの電気バスの収録を行いました。


ちぃばす電気バス

ちぃばすの芝ルートでは、日野ポンチョを改造した電気バスが運行されています。
変速機が廃されたほか、静粛性が高いです。インバータとモーターは日本の電気バスでも馴染みのあるアメリカのUQM製が採用されています。
WaveToneでの解析結果です。同期モードもあります。ただ、音質が謎であり拾えたのは線間ではない可能性があります。同じUQM製品を採用しているポンチョEV(すみだ百景など)でも似たような音質だったので、UQM製品の特性なのかもしれません。ただ、ポンチョEVの方はいつか録り直ししたいと思います。
音声は後日YouTubeにアップします(Twitterでは公開中)。

また、ちぃばす電気バスの収録後、ゆりかもめ7500系や東京メトロ1000系でモハラジオ聴取を試みましたが、VVVF音をなかなか拾えなかったので断念しました。

2020年7月24日収録記

2020年6月26日は、東京メトロN05系(三菱IGBT1次タイプ)の収録を行いました。

東京メトロN05系(三菱IGBT1次タイプ)

8、9次車が該当します。埼玉高速鉄道2000系や名鉄モ800形(現在は豊橋鉄道で運行)と似た独特な非同期音を発します。

ある程度ノイズ除去した上でWaveTone解析しましたが、非同期音のスペクトルがはっきりしていませんね…
音声↓

2020年6月26日収録記

本稿より、収録記を投稿していきます。ただ、ひょっとしたらいつかは飽きるかもしれないですが…;
2020年6月26日は、都営12-600形(前期車)の録り直しと東武250系(PMSM)の収録を行いました。

都営12-600形(前期車)

2018年11月にも収録はしていましたが、減速時の挙動をしっかり確かめておきたかったので、速い区間で録り直しをすることとしました。

しかし、それでも減速時の広域3パルスや1パルスは録れませんでした…(T_T)

東武250系(PMSM)

リバティ登場からだいぶ経ってきたので、試験搭載終了の可能性を見据えて急遽収録することにしました。
特急車両のモハラジオ収録は小田急30000形EXE以来で、約3年ぶりです。
200系列の号車設定は車番とは逆(例えば、PMSM車の251-5は2号車)であり、とてもややこしかったです。乗車前に慌てて変更しました。また、その後も収録位置確保のため再び座席を変更し、18Bで収録しました。
動画 ※カット無しのフル版はこちら

今後の収録活動に関して

高校進学により、土曜日登校や授業時間が長くなったことに加え、多趣味化の関係で、収録活動に充てられる日や時間が非常に限られます。そのため、今後、コロナ禍に関係なく収録活動の頻度が下がる可能性があります。