【新型電気自動車】トヨタ bZ4X 乗車レポート

6月19日に、TOYOTA SHAREにて新型の電気自動車bZ4Xに乗りました。bZ4Xは、SUBARUとの共同開発で生まれたもので、SUBARU側ではソルテラとして販売されています。EV専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用した他、これまでのトヨタ車には見られなかったような新機軸がいくつか見られます。

 

外観

シャープかつスッキリしており、近未来感を出したデザインです。写真は撮れませんでしたが、屋根にはソーラーパネルが付いており、航続距離の確保に寄与しています。

フロント
リア
前輪フェンダー付近には充電口がある(右側は普通充電用)
現在製造されているトヨタハイブリッド車では側面のHYBRIDエンブレムが
廃されているが、bZ4XではこのELECTRICエンブレムが付いている。
左側は急速充電用

車内
視線移動が少なくて済む遠視点化されたインパネ。
また画面のレイアウトも簡潔にまとめられており見やすい。
バックミラーはカメラ式
センターコンソールは2段状になっており、計3ヶ所の
小物入れがある。
エアコンのスイッチの大部分はボタンではなく静電パネル。
パワーボタンもセンターコンソール内にある。
ダイヤル式シフトもこれまた独特。
ブレーキペダルを踏みながらダイヤルを押してひねります。
Nレンジに戻すときはブレーキペダルを踏みながらダイヤルを押します。
ダッシュボードは近年の日産車のように
ファブリック素材を使用している。
ダッシュボードも小物類を置きやすい。
後部座席

パワートレイン、走行音

bZ4Xの前輪駆動用モーターは1XM型で、「eアクスル」としてインバータやギアボックスと一体化されています。このeアクスルはブルーイーネクサス、アイシン、デンソーの3社で共同開発されたものです。インバータはモーター上部に付いています。
走行音は非常に静かです。自分がこれまでに乗ったトヨタのハイブリッド車よりも静粛性が高く、窓を開けてもモーター音がほとんど聞こえなかったので驚きました。

モハラジオ収録
普段の乗用車のモハラジオ収録は、線間電圧波形を拾いやすいインバータ出力部付近にモハラジオを置いていますが、bZ4Xでは先述した通りインバータとモーターが一体化されており、インバータ出力部が露出していません。そのため、インバータとモーターの境目で収録を試みましたが、綺麗に拾える場所がなかなか見つかりませんでした。また、同期モードはあるもののスピードを出すか、ベタ踏みするかしないと録れないことが後に分かったので録り直しは考えておりません。