スロープカー

 

飛鳥山公園モノレール

スロープカーは、嘉穂製作所が製造している超小型モノレールです。ラック式で、レールにはトロリー線がついており、車両に搭載されているモーターによって自走します。そのため走行時は車両からキーンとインバータ音が鳴ります。

このスロープカーは法的には鉄道ではなくエレベーター扱いであり、主にバリアフリーや施設内の移動を目的として設置されていることが多く、国内各地で見ることができます。多くは単車ですが、数両編成のものもあります。基本的な操作方法もエレベーターと同じですが、ドアが閉まった後発車前に「発車します。(ベル)」と言うのが面白いです。

設置例として飛鳥山公園が有名ですが、北海道のルスツリゾートでも同社製のモノレールが使用されています。さらに、個人宅への設置の他、韓国へ輸出された例もあります。

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