お知らせ(架空自動車撤退,アカウントの運用など)

 本日も、DER/TUをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。DERよりお知らせがあります。

架空自動車の制作から撤退

BVE6用ETCS*プラグインの制作に着手してから2年以上が経過していますが,手つかずの状態が続いていたため,今年3月より急ピッチで作業を進めております。また,昨年より2次元キャライラストの練習に注力しています。

一昨年まで架空自動車のCGを制作しておりましたが,BVE関連およびイラストとの両立が困難であると判断したため,撤退することを決めました。なお,今後制作するBVE架空鉄道用ストラクチャとして制作することはあります。

*ETCS(European Train Control System)…欧州において各国間の鉄道の相互運用性の向上を図るために開発され,現在では世界的に普及している信号保安システム。


就職活動関連

現在,TOEICの勉強を進めており,平日の授業以外の時間を主にTOEICの勉強に充てています。また,今後は学業や就職活動により制作物に充てられる時間が限られる見込みです。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

さらに,就職活動を本格的に開始した際は,アカウントの特定を防止する観点から,現在運用しているTwitter(X)アカウントを当分の間非公開とし,イラストなどの投稿は専用の公開アカウントに分離する予定です。

お知らせ(学業と制作物について)

 本日も、DER/TUをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。夏休みが終わり、9月より後期に入りました。今学期より実験科目が始まり、1年半ぶりに課題に追われる日々になりました。実験レポートの作成・チェックは2~3日で終わるものではなく、また提出を遅延させるわけにはいきません。そのため週末もレポートに時間を費やす必要があります。

かねてよりBVE6用ETCS*プラグインの開発や、2次元キャラのイラストの練習をしておりますが、これらに限らず今学期以降は実験レポートの課題により制作物に手を付けられる時間が限られます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

*European Train Control System(欧州列車制御システム)…欧州で開発され、世界各国で普及している鉄道信号システム

韓国・ソウル首都圏の地下鉄・郊外線の相互直通運転の主な特徴

韓国のソウルメトロ1、3、4号線では、KORAIL(韓国鉄道公社)と相互直通運転を行っています。韓国の首都圏電鉄*におけるソウルメトロ・KORAILの相互直通運転の主な特徴について挙げていきます。

*軽電鉄(日本で言う新交通システムおよびミニ地下鉄)を含めた、ソウル首都圏の通勤電車網

区間を問わず統一されている部分が多い

路線名・ラインカラー・駅番号

KORAIL京仁線、水仁線が乗り入れる仁川駅
京釜電鉄線経由でソウルメトロ1号線と繋がっている京仁線は、
1号線として案内されている。
路線図や案内においては統一された路線名が使用されており、地下鉄区間と直通先のKORAIL広域電鉄区間をひっくるめて首都圏電鉄〇号線と呼ばれています。
KORAIL京釜電鉄線とソウルメトロ1号線の境界駅である
ソウル駅駅
ラインカラーも統一されている他、駅番号は基本的に路線系統で連番となっています(ただし1号線は一部例外あり)。駅番号の1桁目は路線番号を表します(例えば、1号線は1xx)。


運賃体制

ソウル首都圏(ソウル特別市、仁川広域市、京畿道)内の首都圏電鉄や路線バスにおいては、交通手段や乗換回数に関わらず移動した総距離に応じて運賃を支払う「首都圏統合料金制」という共通の運賃体制が適用されています(一部例外あり)。


車内放送のメロディ

KORAILのIDソング(始発駅用)とロゴソング(終着駅用)
 
ソウル交通公社のロゴソング(フル)

終着駅到着放送および始発駅で流れる車内メロディは、その車両が所属する鉄道会社の曲が使用されています。

オルシグヤ(フル)
 
豊作(フル)

乗換駅到着放送の車内メロディは「オルシグヤ」が使われてきましたが、ソウルメトロの車両では2023年1月より「豊作」に変更されています。

日本の鉄道車両の貫通路は、海外より劣っている―安全性、静粛性などの観点から

日本の鉄道が海外と比較してお金をかけない傾向にあるものの1つとして、車両連結部の貫通路が挙げられます。今日の諸外国(日本製輸出向け車両含む)では当たり前にやっている対策を、日本ではやっていないことが多いのです。

安全対策

貫通幌の下部に出っ張り(スカート)を設けて、渡り板の隙間を埋める対策は海外では当たり前です。渡り板の隙間を埋めることにより、踏み外す危険性がなくなり、また放尿や嘔吐などの汚損行為防止(アンチヴァンダリズム)効果もあります。

しかし、日本ではこのような対策は、内壁が付いた新幹線や特急を除き、路面電車以外ではほとんど行われていません。


防音対策

二重幌
画像の幌では外幌、内幌がそれぞれ外側、内側に出っ張っているが、
必ずしもその組み合わせとは限らない。
貫通扉を設けている場合は、貫通路自体の防音にこだわる必要性は高くありませんが、扉を省略している場合は車内に車外騒音が入り込む要因となります。海外の通勤電車では、貫通路の扉を省略することが多いのですが、その多くは二重幌(外幌と内幌から構成)あるいは内壁を採用して遮音性を上げているため、そこまで問題にはなりません。
二重幌を使う代わりに、内壁を設ける手もある。
内壁付の貫通路は、日本では新幹線や特急以外での
採用例はほとんどないが、海外では逆で通勤電車に多い。
(画像:Wiki)
しかし、日本では、貫通扉を片方or両方省略した車両であっても遮音性の劣る1枚幌が一般的です。かといって、内壁は新幹線や特急以外ではほとんど使われませんし、防音幌(大江戸線他)や海外式の二重幌(新潟トランシス製路面電車)なども採用例はごく一部に過ぎません。

教習所での思い出(#2 乗り比べ編: アクセラ教習車、マツダ教習車、グレイス教習車、A3セダン)

(教習所名はお答えできません)

教習を受けてきた中で、マツダ アクセラ教習車、マツダ教習車、ホンダ グレイス教習車、アウディ A3セダンの4車種に乗りました(うちMT教習はマツダ2車種のみ)。普段はアクセラ教習車に乗りましたが、アクセラ教習車を基準に他の3車種に乗った際に感じた違いなどを述べていきたいと思います。

マツダ アクセラ教習車(3代目)

車両サイズ(L×W×H):4.61m×1.8m×1.46m

エンジン:Z6-VE(1598cc、直列4気筒)

トランスミッション:4速AT、5速MT

パーキングブレーキ:レバー式

アクセラ教習車は、アクセラセダンをベースにした教習車です。市販向けでは2代目後期型からエンジンやトランスミッションにSKYACTIV TECHNOLOGYを採用していますが、教習車では従前のものが使用されています。

2019年にアクセラはモデルチェンジ、海外同様のMAZDA3への車名統一されましたが、大型化したため、教習車は小型のMAZDA2セダンベースのマツダ教習車が後継となりました。


マツダ教習車

画像:くるまのニュース

車両サイズ(L×W×H):4.41m×1.695m×1.47m

エンジン:P5-VPS(1496cc、直列4気筒)

トランスミッション:6速AT、6速MT

パーキングブレーキ:レバー式

マツダ教習車は、MAZDA2(デミオ)セダンをベースにした教習車です。MAZDA2セダンは海外専売車であり、このマツダ教習車もタイからの逆輸入車となっています。余談ですが東南アジアなどの新興国では小型セダンが人気であり、トヨタやホンダなどの他メーカーも販売しています。

教習車を作るメーカーが減ってきた中でマツダが逆輸入してまで教習車を作り続けるのは、「教習生が最初に運転操作をおこなうクルマがマツダ車であってほしい」という想いからだそうです。

教習車初のSKYACTIV TECHNOLOGYを採用

従来のアクセラ教習車と比べると小型ではありますが、個人的にサイズ感は気になりませんでした。なお、遮音性が高くエンジン音が聞こえにくくなっていることに加え、クラッチペダルの操作感も違うため、発進時にエンストさせてしまうことがありました。まぁ、小型セダンは可愛いけどね。ちなみにAT車は乗ったことがありません。

トランスミッションはAT、MTともに6速ですが、MT車でバックギアに入れる際はシフトノブを押し込んで左奥に動かします。また、近年はオートマの国産乗用車がCVT(無段変速機)ばかりになって趣味的につまらなくなった中で、マツダは有段ATをちゃんと残してくれているので良心的です。


ホンダ グレイス教習車

車両サイズ(L×W×H):4.41m×1.695m×1.47m

エンジン:P5-VPS(1496cc、直列4気筒)

トランスミッション:CVT、6速MT

パーキングブレーキ:レバー式

グレイス教習車は、小型セダンのグレイスをベースにした教習車です。東南アジアなどの新興国向けでは6代目シティとして販売されていました。こんなところでシティという名前が引き継がれています。

日本では販売不振に終わり、市販向けは2020年に販売終了。なお、教習車は需要と供給の観点から翌年まで生産が続けられました。一方で海外向けのシティは7代目にモデルチェンジされ、現在でも販売されています。

乗ったのはCVT車なので音がつまらなくて退屈でした。個人的にはやはり有段変速機じゃないと嫌ですね。また、車外だとエンジンのインジェクターのカリカリという音が目立つ印象でした。


アウディ A3セダン(3代目)

車両サイズ(L×W×H):4.465m×1.795m×1.405m

エンジン:1.4TFSI(1395cc、直列4気筒)、1.8TFSI(1798cc、直列4気筒)

トランスミッション:6速/7速DCT

パーキングブレーキ:電動式

A3セダンは入校前の運転体験と高速教習の2回乗りました。自分の教習車のエンジンやトランスミッションは把握していませんでしたが、エンジンはいずれもターボ付きで、トランスミッションはDCT(デュアルクラッチトランスミッション)が使用されています。

一般的な教習車より遮音性に優れている他、エンジンのパワーに余力があるため市街地走行では常用回転域が低く、エンジン音はあまり入ってきません。DCTは有段変速でもトルコンATとは異なり変速していることを感じさせないスムーズな走りでした。

次に操作感ですが、ブレーキは強めで、少し踏んだだけでも結構なブレーキ度合いです。ですが運転してしばらくするうちに慣れます。ワイパーとウィンカーのレバーは外車故に国産車とは逆です。

また、パーキングブレーキには最近の乗用車で採用が増えている電動式が使用されており、作動・解除時にモーター音がします。

お知らせ/ANNOUNCEMENT(大学入学後について/After I Entered University)

本日も、DER/TUをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。4月より大学の理系学部に入学しましたが、課題が多いです。課題に追われる日々となっており、1週間以上も趣味の時間を確保できないこともしばしばです。また、大学が遠く、通学時間も長いため尚更です。

さらに、架空自動車メーカーの丸尾車輛の新倉自動車との提携に伴う新型車数車種の作成という「仕事」がありますが、大学の学業で忙しくなかなか進んでいないのが現状です。

そのため、大学入学後も制作物のリクエストを受け付けません。ご理解願います。

Welcome to DER/TU today. I entered the university’s science department in April, but I have many assignments. Everyday I’m busy with assignments, and I often cannot find time for my hobbies for more than a week. Also, the university is far from my home and it takes a long time to commute to the university, so it’s all the more.

In addition, I have to do a "work" to create several new models for the fictitious automobile manufacturer Maruo Car's partnership with Shinkura Motors, but the current situation is that I am busy with my university studies and am not progressing.

For these reasons, I don’t accept requests for productions even after entering university. Please understand.

「スネ夫号」「アヒル」「ハムスター」…海外の鉄道車両のあだ名

JR東日本のE235系は「電子レンジ」、都営5300形は「白い悪魔」と呼ばれたりしていますが、実は海外でも鉄道車両にあだ名が付けられるのはよくあることです。今回は、海外の鉄道車両に付けられているあだ名をいくつか挙げていきます。

台湾鐡路管理局EMU700型=「スネ夫号」
出典:Wiki
日本の隣国、台湾を走る台鐡のEMU700型は、前面の連結器カバーの特徴的な形状が、ドラえもんの登場人物である骨川スネ夫の尖った口と似ていることから、「スネ夫号(小夫號、阿福號)」と呼ばれています。
ちなみにこちらの車両は最初の3編成は日本(日本車輌製造)製、4編成以降は台湾(台湾車輛)製となっています。

マニラMRT3号線3100形=「大連列車」
出典:フィリピン運輸省
フィリピンの首都、マニラを走るMRT3号線に導入された3100形は、中国北車大連機車車輛で製造され、製造地の大連に由来して「大連列車(Dalian Train)」と公式でも呼ばれています。
なお、重量が規定を超過しており、また保安装置が設置されていない車両があるといった欠陥が見つかっており、2023年5月時点では運用に入っていません。

ラピドKLプトラジャヤ線車両(形式不明)=「アヒル」
出典:Wiki
マレーシアの首都、クアラルンプールを走るプトラジャヤ線の車両は、特徴的な前面形状を持ち、「アヒル(Duck、Ducky)」と呼ばれています。
プトラジャヤ線は2022年6月に開業した新しい路線です。クアラルンプールに行く機会があれば是非乗りに行ってみてください。

ボンバルディア タレント2=「ハムスター」「ハムスターの頬袋」
出典:Wiki
タレント2は、ボンバルディアの低床・連接構造の標準型電車で、ドイツ鉄道(442形、1442形、2442形)などで導入されました。
流線形の車体と下膨れな前面形状が特徴で、「ハムスター(Hamster)」「ハムスターの頬袋(Hamsterbacke)」と呼ばれています。

ドイツ鉄道480形=「トースター」
出典:Wiki
ドイツの首都、ベルリンのSバーン*ベルリンを走る480形は、「トースター」と呼ばれていますが、そう呼ばれている理由には諸説があります。
・断面形状
・1940年代のシーメンス製トースターであるBR480から来ている
・数年に一度に火災事故が時々発生していた
*ドイツ語圏における近郊鉄道網の名称

ドイツ鉄道481形=「ダイビングゴーグル」
出典:Wiki
Sバーンベルリンの481形は、前面の突起したパネルに大型のガラスが取り付けられ、「ダイビングゴーグル(Taucherbrille)」と呼ばれています。
また、インバータ制御に起因するモーター音が大きく、サイレンのような音でもあるため、「空襲警報(Fliegeralarm)」などとも呼ばれています。
加速音

CPTM3000形=「トレン・ミュージカル」
出典:Wiki
ブラジル・サンパウロのCPTM(サンパウロ都市圏鉄道会社)を走る3000形は、シーメンス製GTO-VVVFを搭載しており、発車時にモーターから音階が流れます。音階タイプのシーメンス製VVVFはかつて日本でもJR東日本E501系、京急2100形、新1000形に搭載され、「歌う電車」「ドレミファインバータ」と呼ばれてきたように、ブラジルのCPTM3000形でも「トレン・ミュージカル(Trem Musical)」と呼ばれています。
なお、現在は運用を離脱しています。
加速音