教習所での思い出(#1 技能教習、学科教習編)

※教習所名はお答えできません。

2023年2月に、ようやく進学先の大学が決まり、大学の授業開始までの間に3月1日~4月6日の約1か月間、教習所に通いました。当初はトラックや(定員10人以下の)マイクロバスを運転できるよう準中型免許を取る予定でしたが、早期の卒業が難しいことから一旦諦めて普通MT免許を取りました(後に準中型免許を取るかどうかは未定です)。

教習には1段階と2段階があり、1段階は仮免許を取るための内容、2段階は本免許を取るための内容となっています。

教官の中には、バス運転手OBや低身長の可愛い女性などもいて、色々な人がいるなぁと感じました。免許を取ろう(ゲーム)の渕沢栄吉みたいな人はさすがにいませんけどねw

学科教習

主に交通ルールや車の操作・仕組み・点検の基本を学ぶ学科教習では、四輪・三輪自動車のほかにバイクも扱われています。もちろん、AT限定免許を取る人でもMT車のことを学びます。

特に、右左折時や進路変更のルール、標識や標示、運転者の性格など、安全にかかわるものも多く、いざ運転してみると学科の重要性を感じさせられました。

道路交通法における「車」の区分
(画像:ロイヤルドライビングスクール広島)

学科教習で特に印象に残ったのが、自転車のような軽車両まで「車」と呼ばれていること(一方で路面電車は別)や、青信号は「進め」ではなく「進んでもよい」という意味であることです。

また、自動二輪、普通、準中型のいずれかを既に持っている人が他の種類の運転免許を取得する際は免許取得時の学科試験は免除されます。

ボルボ車を用いたテクニカAVの学科映像教材の例
(こどもや身体の不自由な人の保護)

余談ですが、テクニカAV(学科映像教材メーカー)のVTRで、欧州車(新作では主にボルボ車)をよく用いている理由として、国産車よりもモデルチェンジの頻度が低く、すぐ古臭く感じさせないためだそうです。テクニカAVは2つの公式YouTubeチャンネルがあるので、ご興味がある方は是非検索してみてください。いい復習になるかもしれませんよ。

技能教習

技能教習で一番お世話になった
マツダ アクセラ教習車

車を運転をするのが技能教習です。MT免許なので、当然MT車を主に使いますが、AT体験教習やセット教習、高速教習ではAT車を使います。

MT車ではアクセルとブレーキに加え
左にクラッチペダルがある
(画像:Autodeal)
MT車にはクラッチペダルがあります。クラッチはエンジンからの動力を伝達・遮断する機構で、ペダルを踏み込むことによりエンジンから動力を遮断します。
クラッチ操作は最初は慣れず、ガクンと大きな衝動を起こしたりすることが多かったですが、運転の回数を重ねていくうちに慣れました。クラッチを滑らせる半クラッチは発進および微速走行において特に重要です。

AT車の方が運転は楽ですが、(ギアが入っている状態では)停車中はしっかりブレーキを踏まないと勝手に動き出す(クリープ)ので注意が必要です。また、モーターを用いて発進するハイブリッド車やEVでも、一般的なAT車の運転感覚に合わせて疑似クリープ機能が付いていたりします。

運転は楽しいですが、仮免許を取っていざ公道に出ると、大きな課題が出てきました。公道に出始めた当初は歩行者を見落としてしまう、右折のタイミングに戸惑うなど、色々な苦労が伴いましたが、卒業検定の時には教官に補助ブレーキをかけられることもなくなり、合格をもらえました(あの時歩行者の方々どうもすみません)。

教習車の助手席には補助ブレーキが付いており、
いざという時に教官がかけられるようになっている
左右は足置き
(画像:ドライバーWeb)

技能教習では4車種乗りましたが、運転レビューは後日の記事に書きたいと思います。

最後に

約1ヶ月と短い教習所ライフでしたが、それでも教習所は思い出の地です。また、4月からは地元から遠い大学に通うことになったので尚更です。

現在は免許を取得済ですが、まだ不慣れな部分があるので免許取得後しばらくの間は親を乗せて練習します。

また、これまで当ブログなどで投稿してきた乗車レビューは乗客目線でしたが、今後は運転者目線の乗車レビューも投稿できればと思います。